一般社団法人 パソコン3R推進協会

「PCグリーンラベル制度」について
平成13年7月18日

社団法人 電子情報技術産業協会(JEITA:会長=森下洋一・松下電器産業会長)では、「PCグリーンラベル制度」を策定し、「PCグリーンラベル運営専門委員会」のもとに制度の運用を開始することとなりました。
「PCグリーンラベル制度」は、環境に対するパソコンの包括的取り組みを表現するもので、次の3つのコンセプトから構成されています。

  • 環境(含む3R)に配慮した設計・製造がなされている
  • 使用済後も、引取り、リユース/リサイクル・適正処理がなされている
  • 環境に関する適切な情報開示がなされている

本制度は、ユーザが環境配慮型パソコンを購入する際の選択を容易にするために、JEITAとして自主的にパソコンの環境基準「PCグリーンラベル基準項目」を設定し、この基準をクリアしたパソコンに「PCグリーンラベルロゴマーク」を表示するために制定したものです。

15の中項目と、それをさらに分類した41の小項目からなる「PCグリーンラベル基準項目」は、中立性、透明性、客観性をキープするために学識経験者を中心に「パソコン環境ラベル基準検討委員会(委員長:東京大学教授・石谷久氏)」において慎重な審議を経て策定されたものであり、「企業審査基準」と「製品審査基準」から構成されています。
本制度の適用を受けようとする企業は、まず、JEITAに企業審査申請を行い、「企業審査基準」に基づき「PCグリーンラベル運営専門委員会」による審査を受けます。 企業審査に合格した企業は、「製品審査基準」に基づき、自社製品毎にラベル適用の合否判定を実施し、適合製品にはカタログ、梱包箱等に「PCグリーンラベルロゴマーク」を使用できることになっています。
JEITAにおける企業審査基準に合格した企業は、各パソコンメーカが自主的に製品審査基準の合否を判断して、本年9月以降、PCグリーンラベル適合パソコンが発売できる計画となっています。

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