パソコンメーカーによる平成17年度上半期の家庭系使用済みパソコンの回収実績は、14万3千台となりました。これは前年同期の実績(10万7千台)を約34%上回ったものとなっています。
なお、その内訳は、CRTディスプレイ装置が46.5%、デスクトップ型パソコンが38.0%と大多数を占め、ノートブック型パソコンは10.0%、液晶ディスプレイ装置は5.5%となっています。また、四半期単位の回収実績は、第1四半期(4〜6月)が71,513台、第2四半期(7〜9月)は71,770台となっています。
回収台数 | 構成比 | ||
回収実績 | 143,283 | 100.0% | |
デスクトップ型パソコン | 54,469 | 38.0% | |
ノートブック型パソコン | 14,435 | 10.0% | |
CRTディスプレイ装置 | 66,659 | 46.5% | |
液晶ディスプレイ装置 | 7,720 | 5.5% | |
第1四半期(4〜6月) | 71,513 | ー | |
第2四半期(7〜9月) | 71,770 | ー |
家庭系使用済みパソコンの回収量は、メーカーによる回収が開始された平成15年10月以降、一貫して右肩上がりとなっています。開始当初の平成15年度第3四半期の実績は僅か3万1千台強でしたが、直近の平成17年度第2四半期にはその約2.3倍に相当する7万1千台強にまで増大してきています。
このように増大した結果として、この2年間における家庭系使用済みパソコンの累積回収台数は、45万台に達しています。
回収実績 | 累積回収台数 | ||
平成15年度 | 第3四半期 | 31,534 | 31,534 |
第4四半期 | 47,744 | 79,278 | |
平成16年度 | 第1四半期 | 50,089 | 129,367 |
第2四半期 | 56,935 | 186,302 | |
第3四半期 | 58,207 | 244,509 | |
第4四半期 | 62,446 | 306,955 | |
平成17年度 | 第1四半期 | 71,513 | 378,468 |
第2四半期 | 71,770 | 450,238 |
なお、平成17年度上半期における自作パソコンや倒産メーカーのパソコンなどの「メーカー等不存在パソコン」の回収実績は、5,647台となっています。
注) | |
(1) | 平成17年9月現在の参加会社は、正会員30社、準会員13社の計43社。 |
(2) | 回収台数は、共通回収システムを利用して回収されているパソコンおよびディスプレイの合計で、当センターによるメーカー等不存在パソコンの回収実績を含む。 |
(3) | Gateway製パソコンは、Gateway株式会社が昨秋から事業を再開し、この8月からメーカーとしての回収を開始したことに伴い、メーカー不存在パソコンから除外している |