当センターでは、パソコンのリサイクルを更に推進していくため、PCリサイクルマークを付けることなく販売店の店頭で単体販売されるディスプレイ装置などに関して、ご家庭で購入されたものについては、メーカーからPCリサイクルマークを別途無償でご提供し、排出時には料金をご負担頂くことなくメーカーが回収することといたしました。
資源有効利用促進法による家庭系パソコンの回収リサイクルは、平成15年10月1日に開始され、この平成17年9月30日までの2年間の累積が45万台を突破するなど回収実績は順調に推移しています。また、当センター参加メーカーの家庭向け製品にはPCリサイクルマークを表示し、これについては排出時に料金負担なく回収することにしておりますが、PCリサイクルマークに関しても多くのパソコンユーザーの皆様に認知されてまいりました。
一方、当センターがパソコンのリサイクル制度の運用状況を平成17年前半に調査したところ、販売店の店頭で販売されているディスプレイ装置などにPCリサイクルマーク無しのものがあることが判明いたしました。これらについては、家庭向け製品と法人向け製品に実質的な差がないことからこのようなことが生じたものであり、検討の結果、PCリサイクルマーク無しでこれらの製品を販売した場合には、別途、購入された個人のお客様にはPCリサイクルマークを無償で提供することといたしました。
現在、家庭向けに販売される殆どのパソコンにはPCリサイクルマークが表示されており、家庭向けに販売する製品にPCリサイクルマークを付けているメーカーのパソコンについては、従前からの変更はありません。
なお、今後販売されるものだけでなく、平成15年10月1日以降に既にPCリサイクルマーク無しで家庭向けにメーカーが販売したディスプレイ装置なども対象とし、体制が整ったメーカーから順次無償での回収やPCリサイクルマーク申込みの受付を開始します。受付方法などの詳細については、該当メーカーの家庭系使用済みパソコン回収窓口にお問い合わせください。なお、各メーカーでは現在、実施に向けた準備を行なっており、平成18年4月1日以降に発表される対象製品には、PCリサイクルマークの取得方法の案内の同梱などによる告知が行なわれることになっています。
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