パソコンメーカーによる平成17年度の家庭系使用済みパソコンの回収実績は、29万台を超えました。これは前年度実績(22万7千台)を約28%上回ったものとなっています。
なお、そのカテゴリー別内訳はCRTディスプレイ装置が45%、デスクトップ型パソコンが38%と大多数を占め、ノートブック型パソコンは11%、液晶ディスプレイ装置は6%となっています。しかし、平成16年度第3四半期から平成17年度第4四半期への構成比の変化をみるとノートブック型パソコンが+3%、液晶ディスプレイ装置が+3%伸ばしており、CRTディスプレイ装置はその分6%比率を落としています。デスクトップ型パソコンは横ばいであります。
平成17年度(平成17年4月〜18年3月)
メーカーによる家庭系使用済みパソコンの回収実績(台数)
回収台数 | 構成比 | ||
回収実績 | 290,872 | 100% | |
デスクトップ型パソコン | 110,463 | 38% | |
ノートブック型パソコン | 31,227 | 11% | |
CRTディスプレイ装置 | 131,550 | 45% | |
液晶ディスプレイ装置 | 17,632 | 6% | |
上半期(4〜9月) | 143,283 | - | |
下半期(10〜3月) | 147,589 | - |
メーカーによる家庭系使用済パソコン回収実績
カテゴリー別構成比推移( %:四半期毎 H16年度第3Q〜H17年度第4Q)
家庭系使用済みパソコンの回収量は、メーカーによる回収が開始された平成15年10月以降順調に拡大してきており、この2年半における家庭系使用済みパソコンの累積回収台数は60万台弱となっております。
メーカーによる家庭系使用済みパソコン回収実績の推移(台)
回収台数 | 累積回収台数 | ||
平成15年度 | 第3四半期 | 31,534 | 31,534 |
第4四半期 | 47,744 | 79,278 | |
平成16年度 | 第1四半期 | 50,089 | 129,367 |
第2四半期 | 56,935 | 186,302 | |
第3四半期 | 58,207 | 244,509 | |
第4四半期 | 62,446 | 306,955 | |
平成17年度 | 第1四半期 | 71,513 | 378,468 |
第2四半期 | 71,770 | 450,238 | |
第3四半期 | 71,524 | 521,762 | |
第4四半期 | 76,065 | 597,827 |
注)
(1) | 平成18年3月現在の参加会社は、正会員31社・1団体、準会員12社、賛助会員1団体の計45社。 |
(2) | 回収台数は、共通回収システムを利用して回収されているパソコンおよびディスプレイの合計で、当センターによるメーカー等不存在パソコン(自作パソコンや倒産メーカーのパソコンなど)の回収実績を含む。 |
(3) | 平成17年度におけるメーカー等不存在パソコンの回収実績は10,044台となっている。なおGateway製パソコンは、Gateway株式会社が平成17年8月からメーカーとしての回収を開始したことに伴い、メーカー等不存在パソコンから除外している。 |