一般社団法人 パソコン3R推進協会

PCリサイクルQ&A

このQ&Aは、当協会がパソコンの業界団体として法人様の使用済パソコンの回収を実施している『事業系PC小口回収スキーム』(以下、本スキームと言います)ご利用の場合についてお答えしております。各メーカーが独自に回収を行っている方法等は、各社のホームページ等で個別にご確認ください。

  • Q1-1 : どのような製品がリサイクルの対象として回収されるのですか。
    本スキームでは、法人で使われていたデスクトップ型パソコン本体、ノート型パソコン、ブラウン管式ディスプレイ、液晶式ディスプレイ、ブラウン管または液晶式ディスプレイ一体型のパソコン、および、周辺機器等を回収しています。(なお、製造メーカーごとに対象品目は異なります)
    キーボード、マウスなど、パソコン購入時に添付されていた付属装置は、廃棄するパソコンに同梱していただくことができます。なお、取扱説明書等の紙類及びCD-ROM等の媒体は回収できません。
  • Q1-2 : どのメーカーのパソコンでも回収されるのですか。
    本スキームに参加するメーカー約30社が製造・販売した製品のみを回収対象としております。参加メーカー以外の製品の回収はお受けできません。
    ▷ 当協会が回収するメーカー一覧はこちら
  • Q1-3 :企業等がパソコンを廃棄する場合も家庭系パソコンと同じ仕組みで回収されるのですか。

    企業等から廃棄されるパソコンの回収は、家庭系パソコンとは異なった仕組みになっています。
    ▷ 事業系PCリサイクルの手順はこちら

  • Q1-4 : 企業等はメーカー以外の産業廃棄物業者に不要となったパソコンの処理を委託してもよいのですか。

    資源有効利用促進法では、使用済みパソコンを排出する企業等にメーカーによる回収・再資源化に協力することが期待されています。また、廃棄物処理法では、企業に対する排出者責任が規定されています。適正な処理がなされるのであれば産業廃棄物業者に処理を委託しても法に触れることはありませんが、メーカーの再資源化処理は環境に配慮した安全で高い再資源化率を達成していますので、循環型社会の形成に向け、是非メーカーの回収・再資源化にご協力下さい。

  • Q2-1 : 事業系パソコンのおおまかな回収手順はどのようになるのですか。

    本スキームの大まかな手順は下記をご参照ください。
    ▷ 事業系PCリサイクルの手順はこちら

  • Q2-2 : 排出の際は排出するパソコンを予め梱包しておくことが必要ですか。
    パソコン等は当協会指定の宅配便を活用して回収しますので、お客様による段ボール箱での梱包をお願いします。
    パソコン本体、ディスプレイ、周辺機器等は同梱できません。1台ずつ別々にダンボール箱で梱包してください。
    ▷ 梱包のしかたについて
  • Q2-3 :回収依頼者が事業所にいなくても製品を玄関口に出しておけば回収してくれるのですか。
    不在時の集荷は一切いたしません。必ず運送会社の集荷担当者に手渡しして、伝票の控えを受取ってください。また、伝票の控えは再資源化処理が完了するまで大切に保管してください。
  • Q2-4 : 排出の際は、ハードディスクのデータを消去しておくことが必要ですか。
    データの消去については、下記をご参照ください。
    ▷ データ消去について
  • Q3-1 : 料金はいくらですか。その金額と別に輸送料金がかかるのですか。
    WEBからの見積ご依頼の際に、手順の説明ページで製品種別毎に輸送料を含む料金をご覧いただけます。ただし、規定の重量やサイズ超の場合は、これにはよらずチャーター便輸送による個別見積となります。
  • Q3-2 : 料金の支払方法はどのような方法がありますか。
    当協会から発行される請求書に記載された金融機関(ゆうちょ銀行)に料金をお振込みください。
  • Q3-3 : 申込みをして入金も済ませたが、事情によりキャンセルすることとなった場合、返金してもらえるのですか
    パソコン等を引き渡す前であれば、申込み窓口に連絡して解約することが可能です。回収再資源化料金は返金しますが、ご契約締結後のキャンセルは別途解約手数料も発生しますので、その相殺額となります。当協会からの返金に要する振込み手数料はお申込み者様負担となります。
    なお、いったん引き渡しされたパソコン等については、原則として機器の返却や 料金の返金はできません。
  • Q3-4 : PCリサイクルマーク付きのパソコンでも回収再資源化料金はかかるのですか。
    PCリサイクルマークは、平成15年10月1日以降に当協会の参加メーカーが出荷した家庭向パソコンに付いています。このマークのあるパソコンが家庭から排出される場合は、新たな料金負担なしでメーカーが、回収・再資源化しますが、事業者様からの排出の場合はこの限りではなく、メーカーにより回収再資源化料金ご負担の有無は異なります。なお、回収再資源化料金の有無にかかわらず、別途受付手数料は必要となります。
  • Q4-1 : パソコンはどのような再資源化が可能なのですか。
    パソコンは、鉄、アルミニウム、銅といった金属やプラスチック類を素材として再資源化しています。
  • Q4-2 : リサイクル施設ではどのような再資源化が行われるのですか。
    1. リサイクル施設での一般的な再資源化方法は以下の通りです。 搬入されたパソコンはまず手分解され、金属部品(筐体)、プラスチック部品(筐体、その他)、プリント板、ユニット部品(HDDなど)、液晶ユニット等に分別されます。この段階でユニット部品等として再利用ができるものは取り出され、必要な検査を行い、保守部品等として再利用される場合があります。
      分別された金属部品やユニット部品は必要に応じて、破砕し、鉄、非鉄金属に分けられ、その後、再資源化業者により、鉄・アルミ・銅等の素材に再生されます。プラスチックは同じ種類のプラスチックに分類され、破砕後、プラスチック素材業者で再生プラスチックとして再生されます。
  • Q4-3 : 再資源化率の目標は定められているのですか。
    製造事業者等が再資源化を実施するに当たっては、再資源化を行ったパソコンの総重量と、再資源化により得られた部品、再生資源の総重量との比率(資源再利用率)の目標値が法律で決められています。

    デスクトップパソコン   50%
    ノートブックパソコン   20%
    ブラウン管式ディスプレイ 55%
    液晶式ディスプレイ    55%
  • Q4-4 : 事業所から回収したパソコンはもう一度中古パソコンとして転売されるのですか。部品を抜き取って転売することはありますか。
    回収されたパソコンは、製品として転売されることはなく、全て分解され素材ごとの処理にまわされます。
    ただし、ハードディスクを除く一部の部品については、保守用部品として再利用されることがあります。
  • Q4-5 : リサイクル施設ではハードディスクに情報が残存していた場合を考慮した処理がなされていますか。
    ハードディスクのデータはお客様の責任で予め消去して頂くこととしていますが、リサイクル施設ではパソコンから取り出したハードディスクを解体し、破砕して、鉄、アルミなどの素材に分別していますので、その段階で残っていた情報があったとしてもデータとして再生はできなくなります。
  • Q4-6 : 不適正なルートへの横流しなどを防止するために、どのような対策が講じられていますか。
    物流業者、リサイクル施設において、入口と出口の台数実績のチェックを行うなどといった防止策を講じています。
  • Q5-1 : 中古品として購入したパソコンのリサイクルはどのようにしたらよいのですか。
    中古品として購入したパソコンであっても回収をお申込みいただけます。
  • Q5-2 : 部品交換などで不要になった部品だけを回収してもらうことはできますか。
    パソコン等の製品のみが回収の対象となります。部品だけの回収はしておりません。
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